豊かさ・金運アップ

天を味方につけて 無限の富を生み出すレッスン

「宇宙は決してケチではなく、思っている以上に太っ腹、はっきりいって、やる気満々です」——そう語るのは、アネモネでもおなじみの在日宇宙人こと、はせくらみゆきさん。
はせくらさんがダウンロードするシリウスB星の情報や、内在神の叡智はすべて、現代の地球人が意識改革するのに役立つものばかりですが、ことお金に関する情報は、私たちの在り方を根底から変えるほどの力があります。
その叡智をさっそく教えていただきましょう。

お話◎はせくらみゆきさん 取材・文◎編集部(編集長 中田真理亜)

4つの座標軸を知る

 私たちの世界では、長い間、物質(モノ)と精神(ココロ)は、正反対のものだと考えられてきました。そして、精神的な価値を第一におく人
〈スピリチュアルや宗教を求めている人〉は、ココロ豊かでモノ貧しく(清貧)、物質的な価値を第一におく人〈財や成功、名声を求めている人〉は、モノ豊かでココロ貧しいといわれ続けてきました。
でも、本来、精神と物質は、相反する二極ではなく、同じものの2つの側面。宇宙の最小単位である素粒子でいえば、波動性が精神的側面を、粒子性が物質的側面を表しています。
次元上昇が進むにつれ、物質がますます波動化しているいま、両者の境がうすくなっているのですね。
モノとココロの関係性を表した左の4つの座標軸を見てみましょう。
高次元の世界は、モノもココロも豊かな①の領域=「清富」で、私たちはこれからいよいよ、清富の領域へ行こうとしているわけです。でも、ふと自分をかえりみたときに、そうはなっていない現実を目の当たりにするかもしれません。
なぜでしょう? それは、お金に対する信念体系が、古い時代のままだからです。次からのレッスンで、その古い信念体系を、物心両方が豊かに繁栄する「清富」時代のものに変えてしまいましょう!

ゲームルールを書き換える

集合意識とリンクしないために

 私たちの多くは、学生時代からいまに至るまで、お金に関する真の教育を受けてきてはいません。受けたとしても、「節約しなさい」とか「まじめに働きなさい」といった道徳的なレベルで、「お金とはなんぞや」という根本の考察はしないまま、親や祖父母にいわれたことや、社会の価値観を根っこに引きずりながら、お金を扱う大人になっています。
ではここで、あなたの信念体系をチェックしてみましょう。
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①お金はどうやって稼ぐ?
②お金はどのようにして増やす?
ルもあって、それが集合意識に書き込まれています。
私たちがお金を扱うようになった期間は、人類史の中でも1%あるかないかの、ごくわずかな間です。でも、お金に対する恐怖や苦労、不浄
といった想念の質量がとてつもなく大きく重く、集合意識に刻まれているんです。
そのため、たとえば、お金で人生が狂ってしまうニュースを見て「お金って恐ろしい」と思うと、集合意識にある恐怖の周波数と合わさって、すぐさま現象化してしまうんですね。
やっかいなことに、ネガティブな想念は周波数が低く波動が粗いために、
③どうしたら支出を減らせる?
④ 親から教わったお金についての教えは?
思いつくままに、書き出してみてください。どうでしょうか。
①がんばって稼ぐ、②がんばって貯金する、③節約して衝動買いをしない、④お金は汗水たらして得るもの、お金の話をするのははしたない、などなど。これが、無意識のうちに設定されている「ゲームルール」です。
人生は、自分でルールを設定して自らプレイヤーになって楽しむゲームのようなもの。そのルールは一人ひとり違いますが、人類共通のルールもあって、それが集合意識に書き込まれています。
私たちがお金を扱うようになった期間は、人類史の中でも1%あるかないかの、ごくわずかな間です。でも、お金に対する恐怖や苦労、不浄といった想念の質量がとてつもなく大きく重く、集合意識に刻まれているんです。
そのため、たとえば、お金で人生が狂ってしまうニュースを見て「お金って恐ろしい」と思うと、集合意識にある恐怖の周波数と合わさって、すぐさま現象化してしまうんですね。
やっかいなことに、ネガティブな想念は周波数が低く波動が粗いために、物質次元に現れやすいのです。そうすると、あっというまに同じプールに落ちて、一緒になって沈んでしまい、「ほらね」「やっぱり汗水垂らさないとダメだったわ」と、古い信念体系を強化・上塗りしてしまうわけです。
ゲームルールは、いつでも書き換えが可能です。書き換えるためには、まず自分がどういうルールを初期設定しているか、自らの信念体系に気づき、意識すること。そして再構築すると決めること。すると、集合意識の影響を受けにくくなります。では、どのように再構築すればよいのか。それを次に見ていきましょう。

最強の信念体系をつくる

お金=自分の分身=世界を旅する神=愛の伝道師

次の●●の部分に、思いつくままに言葉を当てはめ、直観で書いてみましょう。
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「私は● ● になりたい(でありたい)」
「私は●●だと思われたい」
書いた後は、目をつぶって、すでにそうなっている自分が、いきいきと人生を謳歌している姿をイメージしてみてください。イメージすることで、意識の量子場はその時空を選び、パラレルワールド※をシフトしていきます。
これが、引き寄せよりも速くて効果的な「選択と共振の法則」です(詳しくはアネモネ2018年9月号をご参照ください)。
そして次に、先ほどの「私は」という主語を、「お金は」に代えて読んでみてください。
「お金は●●になりたい(でありたい)」
「お金は●●だと思われたい」
そう、「お金=私の分身」なのです! 私はこのことを、あるとき宇宙から直接教えてもらいました。自分の分身であるお金を、自分がそうでありたいと望んでいるように扱ってあげることが、お金が最もめぐりやすい最強の方法なのです。
この宇宙の真実を知って、私自身、びっくりしました。私は「人に喜びを与える人でありたい」と思っていたので、「お金は人に喜びを与える存在でありたかったんだ」と知ったとき、思わず泣きそうに…。
お金さんが“喜ばれる存在”として使ってほしいと願ってるわけですから、喜びにフォーカスしながらお金さんと向かいあってあげなさい、ということだったんですね。
この「お金が自分の分身」というのが、信念体系の中でのいちばん大きな核となる部分です。
では、なぜ「お金=私」なのかというと、この“私”は、大いなる宇宙の命から分かれてきた存在。でも、個体を持つことで、自分が活動できる範囲は限られてしまいますよね。
なので、大いなる命は“私”の別バージョンとしてお金をつくったんです。そうしたら、この世界のすべての人に、“私”の分身がめぐれる。
大いなる命の本質である天の意志=愛を広げるための具体的な道具として、お金が生まれたんですね。
「お金は旅する神」。
紙幣の「弊」は「ぬさ」と読み、神さまにお供えする札のことでもあります。紙さま(神さま)をめぐらせることで、地球という星が愛を体験できる場になるので、お金ちゃん、そうなってね、はいがんばります、といって、どんどん増えていったんですね。

払うときの意識で、お金は愛に変わる!

公共料金
毎月かかる公共料金、支払うときについ「もったいない」と思ってしまいがちですね。でも、考えてみたら、自分一人で電気やガスや水道を引くことはできません。スイッチひとつで灯りがつく。蛇口をひねれば飲める水が出る。離れた人とでも話ができる…無意識に受けとっているそんな恩恵に対し、自分の分身であるお金が代わりにありがとうを伝えてくれている、と思ってみましょう。すると、あなたの感謝のエネルギーが、各会社を通じて、すべての家庭や場所に電気やガスや水となって配信されることになるのです。まさにあなたは愛の伝道師!

税金

税金はできれば払わずにいたい、と多くの人が考ています。けれど、宇宙を味方につけるという観点から見ると、それはあまり賢いやり方とはいえません。
税金は、国と国民が、ひいては世界が潤っていくお金。あなたというお金が、誰かのためにグローバルに活躍でき、さまざまなサービスや快適さに代わって愛を放つことができるシステムでもあるのです。日本や世界をさらに素晴らしくするために、しっかり税金を払えるように、宇宙さん応援よろしく、というのが、リッチマネーを生む秘訣。税金を払えている自分を褒めることも忘れずに!(はせくらさん)

お金は巨大なメモリーバンク

天意を表す人のもとへ集まる

このように、天意によって降ろされたお金のシステムですが、このシステムを効果的に遂行するために、宇宙は2つのゲームルールを決めました。それは、「鏡の法則」と「循環の法則」です。スピリチュアルを学んでいるアネモネ読者の方には、おなじみのことでしょう。
鏡の法則とは「与えるものが受けとるもの」、循環の法則とは「すべてはめぐる」ということです。お金を「イヤだイヤだ」と思いながら使うと、イヤだと思うことが増幅されて還ってくる----蒔いた種はめぐるうちに育ち、実として(質は同じでも量が増えた状態で)収穫することになるので
す。
そうして、お金という私が世界をめぐる間、人から人へ渡るたびに、手にした人の意識も情報として記録し、再びあなたの元へ戻る日を待っています。お金は、巨大で精緻なメモリーバンクでもあるのです。
その情報とは、そのお金を扱った人の想いや使い方、行き先など、すべて。クレジットや金融派生商品、仮想通貨などでも同じで、むしろ実体がない分、それらは意識の波動が転写されやすいともいえます。
そして大事なことは、自分の意識とは別に、お金そのものの意志もあるということ。お金は天意の表れで、天意とは愛。ですから、天の想いを表してくれそうな人のもとへ集まりたい、とお金さんは願っているのです。
けれども、いままでの地球では、恐れのエネルギーのほうが優勢で、その想いを力ずくで奪い取ってしまうほうに軍配が上がっていました。しかし近年は、地球のバイブレーションが上がり、人々の集合意識が変わってきたことで、天意のほうが優勢になり始めています。資本主義が終焉に向かっているのは、天の意志が発動してきているからともいえるんです。
ちょうどここ1、2 年が分岐点。これからは、天意にそって動くと決め、実際に動き出した人のほうに、お金が集まってきます

最強の信念体系をつくる

幸せな平行現実を表す方法

 お金の正体を知って、最強の信念体系を自分の中心に据えたら、おのずと、お金がめぐる世界に入っていきますが、もう少し、リッチになるために大切なことを補足しておきましょう。
コップに水が半分入っている状態を想像してみてください。あなたは「半分しか入っていない」と思いますか? それとも「半分も入っている」と思いますか? 前者は「欠乏の窓」、後者は「充足の窓」から見ていることになります。
この世界にはこの2つの窓があり、どちらの窓から眺めるのも自由ですが、お金めぐりをよくするには、断然、「充足の窓」から眺めたほうがよいのです。
私たちが求める幸せの形は、それぞれ異なりますが、共通しているのは、「感情的な満足」と、それにともなう「身体的感覚」です。嬉しく楽しく、愛と喜びと感謝で満たされる幸福感…それらは、ゴールのようでいて、じつは最初から自分の中にあるもの。
それに気づき、その状態を先につくり出せば、量子場に無数に存在する平行現実(パラレルリアリティ)から、モノもココロも満たされた幸せな現実が現れます。
ちなみに、「欠乏の窓」から眺める人は、不足・不満の次元の住人となり、イヤだイヤだの出し渋り、必要以上の倹約をして、貧乏神と共振してしまうことに…。一方、「充足の窓」から眺める人は、満足の次元の住人となり、どうぞどうぞと気前よくお金をめぐらせ、福の神と共振します。
次の●●に適する言葉を、直観で5つ、当てはめてみましょう。
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「私はいま、幸せです。なぜなら●●●●だからです」
「なぜなら、天気がいいからです」
「なぜなら、ご飯が美味しかったからです」……改めて、たくさんの“おかげさま”があることに気づきませんか。そうすると、あっというまに「充足の窓」から眺める人になれちゃいます! そのとき、お金は愛と感謝の代替品となり、福を連れて還ってくるでしょう。

日本はもともと「福の神天国」!

日本は多神教の国で、さまざまなものを神とみなし、尊んできたお国柄。日本人は元来「性善説」の民で、人を見たら敵と思え、ではなく、人を見たら仲間と思え、という精神性を培ってきました。「長所進展法」によって、物事の良き点を寿いでゆく民族なんですね。世界には性悪説がベースの民族や宗教もあり、一神教は、1つの神さまが終わったら世界が終わります。でも日本は、1つの神さまがダメでも、ほかに海の神さまも、トイレの神さまもいるから(笑)、大丈夫なんです。そうすると、いろいろなものが福の神に見えてくるんですよ。この世(宇宙)は、思ったものが映し出され、成る世界なので、「皆さん素晴らしいです」「お客さまは神さまです」「山の神、川の神」「あなたも神さま、私も神さま」ということがベースにある社会は、福の神が応援してくれるんですね。(はせくらさん)

自分の価値を認める

“ 受けとり口”を開けておく

さあ、最後のレッスンです。
あなたは自分に「豊かさを受けとっていい」許可を与えていますか? たとえば、やりたいことがあっても、先立つものがない、と思っている人。それは、本当にお金がないのではなく、自分をいちばん後回しにしているだけ、というケースがとても多いのです。
あなたという宇宙から分かれた素晴らしい存在が、いまあなたが考える「素晴らしい」と思うことを止めてはいけません。家計のこと、家族のこと…いろいろの「ねばならない」があるとしても、それらは結局、自分でかけている呪縛。制限は外ではなく内側にあり、そうした制限は、集合意識とつながっています。
自分を大切にし、自分でかけている制限を解放してあげると、ストレスからではなく喜びから行動することになるので、すごく豊かな気持ちになって、福の神が応援しやくなります。
逆に、自己肯定感が低いとどうなるでしょう? 次の「私」を「お金」に換えてみましょう。

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「私には自信(価値)がない」
「私は自分を好きじゃない」
「どうせ私はダメだし」
「私には無理! 」
あらあらびっくり! お金には価値がなく、お金に対して嫌悪感や不信感を抱くことになってしまいますね。
宇宙は、宇宙の分身であるあなたに、豊かさを届けたくてしかたがないんです。でももし、自分=お金に対して無価値観や不信感や嫌悪感を抱いていたら、受けとり口を閉めて拒否しているようなもの。お届け物が届きづらくなってしまいます。
ありのままの自分をそのまま認めて、愛してあげること。たとえ好きじゃなくても、まあいいか、と流せるようになること。そうすると、自分にかけていた呪縛が少しずつ外れて、神である本当の自分が顔を出し、福の神と共鳴し始めます。
そして、自分はこれだけの価値があるんだ、と決めると、自分にとってほしいものが最高のタイミングで目の前に現れます。それを得るためのお金もこないはずがない。今日からさっそく、そういうゲームルールを設定してしまいましょう(そう決めて強く思うだけ)!
ゲームルールを再設定したら、宇宙から贈り物がバンバン届き始めます。それに気づくと、宇宙はますます喜び、さらなる豊かさや富を届けてくれるでしょう。

自己価値を上げた1つの行動で未来が変わった

私のセミナーに参加してくれた人の中に、「私、本当にお金がないんです」という女性がいました。「お金がなかったら、このセミナーに来られていないですよね?」というと、セミナー代はあると(笑)。「では、あなたの思うリッチな人は、ここまで何に乗ってくると思いますか」「グリーン車に乗ってくると思います」「じゃ、あなたも乗ってみては?」「えっ…!」
その女性は、帰りにさっそく実行してくれました。すると、ほかのことを多少節約しなければならなくても、とても豊かな気持ちのままでいられたそうです。そういう選択をしていくうちに、だんだん上質なものに囲まれ始め、100円ショップに行かなくなり、「安ければいい」「買いだめ」が減ったら、逆にお金が手元に残るようになって、「もともと豊かだった」ことに気づいたんですね。
そして、時間と心にゆとりができ、趣味でストーンアクセサリーを作っていたら、周りの人から「それ欲しい」といわれ、いまではそれが仕事になっているそうですよ。めでたしめでたし!

(はせくらさん)