人造マカバが引き金となった1万3千年前の大惨事
マカバとは、人や生物をはじめ、存在するすべてが、ボディの周りに備えている、目には見えない光の幾何学フィールドを指しています。このマカバを活性化するとエネルギーフィールドが立ちあがり、次元間を移行するときの「乗り物」になります。私たちがアセンションするためには、このマカバが活性化していることが絶対条件になってくるんですね。
過去に人類は、人工的にマカバを作り、大惨事を引き起こしてしまいました。それは、1万3千年前のアトランティス文明でのこと。
当時のアトランティスには、大きく分けて3つのグループが存在していました。大陸の沈没から逃れてきたレムリア人と、かなり進化した星からやって来たヘブライ人、そして支配欲の強い火星人です。
レムリア人とヘブライ人は問題なく共生していたのですが、少女のように純粋なレムリア人と、アグレッシブな火星人は、相性がよくなかったんですね。
当時の人々は、直感もテクノロジーも優れていたので、あるとき地球に大きな隕石が落ちてくることを事前にキャッチしていました。その際、火星人は飛んでくる前に核で粉々にしてしまいたい、レムリア人は自然な流れに任せたほうがよい、と意見が衝突。結局、人数の多いレムリア人の意見でいくことになったのですが、なんと隕石が落ちたのは火星人の居住区。これには火星人の怒りが爆発して、「もうおまえたちの言うことなど聞くものか。この世界は俺たちが支配する! 」となってしまったのです。
マスターたちの尽力で2008年にグリッドが再機能
そこで火星人は、巨大なクリスタルで人造マカバをつくり始めます。
その目的は、人々を支配するためのプログラムを入れたマカバを回すことで、世界を自分たちの好きなように操るためでした。マカバには、さまざまなプログラムを入れることができるのです。
ハートからではなく、エゴとマインドで作り出されたマカバを動かすには、人間の感情が必要でした。そのために、何千人もの女性を殺して、恐怖の感情を使ったという話まであるほど、とんでもないことをやっていたのです。
しかし火星人は、マカバのつくり方が曖昧だったため、大失敗をお
かします。その結果、次元間に穴が開き、地球の周りに張りめぐらされていた「キリスト意識のグリッド」が壊れてしまったのです。
その裂けめから、掃除機に吸いこまれるように、低次元の存在たちがたくさん入ってきてしまい、人々に憑依して霊障化が激化します。結果として、人類の意識と次元が急下降したのです。
かつては素晴らしい文明を築いていたアトランティスのクリスタル都市でしたが、人々の意識は「私はだぁれ? 」という原始人レベルに下降。宇宙には進化の予定表があったのに、その流れから人間と地球が落ちてしまったのです。
そのため、アセンデッドマスターやさまざまな高次の宇宙存在たちが、破けたグリッドを再構築し、人間の意識を宇宙の予定表に間に合うよう、助けに来てくれました。そのおかげで、2007年にキリストグリッドは完成。その後も、ドランヴァロやお役目のあった人たちの活動により、エネルギーバランスの調整を続け、翌2008年から本格的に機能し始めました。
キリスト意識のグリッドがなくては、アセンションはできません。
マスターたちの尽力で、ついに地球人にもその道が開かれたのです。
次元移行の方法にはレザレクションと死もある
宇宙は、神聖幾何学でも、数字でも、そして音楽でも表すことができます。特に私は、長く音楽をやっていたこともあり、音や音楽で宇宙の次元を表現するのが好きです。
ピアノの鍵盤をイメージしてください。基音のドからシまで、7つありますよね。ここに黒鍵も入れると、全部で12個の音がありますね。
これがひとつの次元です。1オクターブ上のドは、ひとつ上の次元の始まりです。
オクターブの境目、つまり次元と次元の境目には壁があり、ヴォイド(空)になっています。この壁を超えていくことが、次元を超える、つまりアセンションなのです。